12月は、仕事も忙しくなるし、家事や身の回りの用事も増えて、やらなくてはいけないことが山積み。毎日が慌ただしく過ぎていきます。
「ゆっくり買い物に行く時間なんてないかも」そんな感じの日が続いていました。
しかも今週は、帰りがずっと遅くなると分かっていたので、食材や日用品の買い足しや季節のものは、ネットスーパー「グリーンビーンズ」の 朝配達 を使うことにしました。
出勤前に玄関先で受け取れるのが便利です。非対面配達に設定してあるので、インターホン越しに「置いておきますね」「お願いします」と、一言声を交わすだけで完了。
朝のうす暗い時間、玄関に行くと、床にはビニールが敷かれていて、その上に、ビニール袋に丁寧に入った商品が置かれていました。
重い日用品も一緒に注文していたのですが、その中に、ちょっと自分へのお楽しみとしてアドベントカレンダーとパネトーネ も購入しました。
アドベントカレンダーの箱と、真っ赤なパッケージのパネトーネ。それが玄関に並び、玄関先の灯りに照らされている様子は、まるで クリスマスのプレゼント のようで、朝からなんだかワクワクしてしまいました。
この記事では、忙しい12月でも、無理せずクリスマスを楽しむ方法。今からでも始められる季節のワクワクを紹介します。特別なことではありませんが、忙しい毎日の中に“小さな喜び”をそっと運んできてくれるお話をします。
※この記事には広告を含みますが、紹介する商品・サービスは公平な立場で選んでいます。
忙しくても季節のワクワクを楽しめる【アドベントカレンダー&パネトーネ】(動画)
12月は一年の中でも特に慌ただしい時期で、やることが多く、頭の中が「やらなきゃ」でいっぱいになります。でも、そんな中でも「楽しみたい!」という気持ちは、いつも持っています。
だから最近の私は、いかに自分の時間をつくるか。そして、日常でちょっとしたワクワクを自分にしかける。ということを意識するようになりました。
そうすると、心に余白と刺激ができて、仕事にも張りが出るし、生活にも小さな変化が生まれるように感じます。とはいえ、頑張りたくはないので、気軽で、簡単にできること。それをポイントにしています。
今回、今の時期の私にとってその“ワクワク”は、ネットスーパー「グリーンビーンズ」で見つけたアドベントカレンダーとパネトーネ でした。
アドベントカレンダーも、パネトーネも、価格はピンからキリまであります。けれど今回は、気軽に買える手ごろなもの を選びました。(ベルギーのクッキーも買ってみました)
そのおかげで、どれくらい楽しめたのか。どんな発見があったのか。この記事では、その体験をお届けします!
今からでも楽しめる、アドベントカレンダー

今年は、12月のスタートに少し遅れてしまいました。本当は1日から始めたかったのですが、注文が遅くなってしまいました。調べてみるとグリーンビーンズで売っています!グリーンビーンズは海外のお菓子や、お惣菜といった、ちょっと近くのスーパーでは手に入らないものが、気軽に買えるので気に入っています。
アドベントカレンダー、12月は「もう始まってる…!」と一瞬思いましたが、「ま、いいか、まだ数日だし。お手頃価格。それにすぐに届く。」と思いすぐに注文。
届いてみて、スタートは遅れましたがそれはそれで、ちょっと楽しい発見がありました。
扉を一つずつ開けていくのではなく、数日分をまとめて開けるという“まとめ食べ” の楽しみ があったのです。おまけ付きのお菓子を大量に買って一度に開ける気分です。2回に分けて、まとめてオープン!
小さな扉の中に入っているのは、同じ味のチョコレートですが、形が毎日違います。
- ツリー
- ベル
- そり など
並べてみると、それだけで小さな展示のようで、とても可愛い。
忙しい12月だからこそ、「毎日きちんとやらなきゃ」と思わない方が、むしろ気楽に楽しめます。
パネトーネを日常で楽しむ
今回の楽しみのもうひとつは、赤いパッケージのパネトーネでした。
袋を開けると、ふわっと甘い香りが広がります。朝の薄暗い時間に、静かな台所へ甘い香りが漂うと、それだけでちょっと贅沢な気分になります。
パネトーネは、クリスマスに食べるイタリアのパン。ドライフルーツが入っていて、ほんのり甘く、ふんわりしています。
私は、朝ごはんに少し切って、コーヒーと一緒に食べました。それだけで、「今日もがんばれそう」と思えるひと口です。そのままでも美味しいのですが、トースターで軽く温めると、外はカリっと、中はふんわりして香りが広がります。バターをほんの少しのせると、溶けたバターがじゅわっと染みて、また違う美味しさ。
忙しい朝でも、これなら手間がいりません。切るだけ、焼くだけです。
休日は、厚めに切ってゆっくり味わいました。「特別なこと」ではないけれど、ちょっと豊かな気持ちになれます。
“大きいけれど焦らない” パン

パネトーネは見た目が大きいので、「食べきれるかな?」と最初は少し不安になります。でも実は、賞味期限が比較的長いパン なので、少しずつ楽しめます。
冷蔵庫に入れなくても大丈夫。袋を閉じて、乾燥しないように保存しておけばOKです。
私は朝に1切れ、帰宅後にひとかけ。そんな感じで、しばらく楽しめます。忙しい12月には、この“ゆっくり楽しめる感じ”がちょうどいいです。
価格は色々 手頃な価格でも十分楽しめた

パネトーネの定番サイズは 750g〜1kg です。イタリアでは、家族で分け合う「クリスマスのパン」なので、大きいほど豊かで縁起が良いとされているそうです。
最近は生活スタイルの変化もあり、500g や 300g の小さめサイズ も見かけるようになりました。
ただし、老舗や高級ブランドでは、今も 比較的大きいものが主流です。
私が今回買ったのは、気軽に楽しめる 小さめサイズ。これは、朝やおやつに少しずつ食べるのにちょうど良かったです。また、違うものを買ってみても良い、と思える分量です。
パネトーネは、大きさもありますが、価格にも幅があります。本場に近いものや有名ブランドは、1kg で 8,000〜10,000円台のものもありますが、今回は ネットスーパーで買える手頃な価格のもの にしました。
それでも味はしっかり美味しいし、甘い香り、ふんわり食感、そして何より、クリスマスの気分は十分に味わえました。
パネトーネは世界中で楽しまれているクリスマスのパンなので、イタリア以外でも、さまざまな国やメーカーが作っています。そのおかげで、ネットスーパーなどでも気軽に買えるのだと思います。
今回は、グリーンビーンズで買いましたが、楽天にもパネトーネやアドベントカレンダーが売っています。アドベントカレンダーはこちらの記事で紹介しています。
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なぜパネトーネは高いの?その理由
パネトーネは、同じように見えても、製法や材料が大きく違うことがあります。
その違いが、価格にそのまま表れるためです。
まず、本格的なパネトーネは、長時間の発酵を繰り返します。生地を一度作って終わりではなく、時間をかけて育てる「天然酵母(パスタ・マードレ)」を使うことが多く、作り始めてから焼き上がりまで30時間以上かかることもあります。
さらに、バター・卵黄・はちみつ・ドライフルーツ・天然バニラなど、リッチな材料をふんだんに使うため、原材料費も高くなります。
また、大きなサイズのパネトーネは、焼き上がったあと、中がつぶれないように逆さまに吊るして冷ますことがあります。少し驚く工程ですが、ふんわりした食感を保つための、伝統的な方法です。
こうした「手間」「材料」「職人技」が、価格に反映されます。老舗ブランドや本場イタリア製のものが高価なのは、そのためです。
一方、スーパーやネットで買える手頃な価格のものは、日常に楽しむには十分おいしく、私も今回とても満足しました。
ただ、製法や材料が本格タイプとは少し違うため、食感や香りは別のものと考えると、納得しやすいと思います。
アドベントカレンダーの歴史と由来

アドベントカレンダーは、19世紀のドイツが発祥と言われています。当時の子どもたちは、クリスマスが待ちきれなくて、毎日「あと何日?」と数えていたそうです。
そこで、家庭では工夫が生まれました。はじめはとてもシンプルで、
- 壁に紙を貼って、数字を書いたり
- ろうそくを一本ずつ灯したり
そんな、手作りの「カウントダウン」が始まりでした。
その後、20世紀になると「扉のある紙箱」が登場し、扉を1日ずつ開けていく形になりました。さらに進化して、扉の中に小さなチョコレートやお菓子が入った、今のスタイルが定着します。
今では世界中で楽しまれていて、
- チョコレート
- 紅茶やコーヒー
- コスメ
- ペット用のおやつ
など、驚くほど多様になりました。
12月のはじまりに扉を開けるワクワクは、小さな頃から世界共通かもしれません。遅れて始めても、まとめて開けても、それはそれで楽しい時間になりました。
日本には「もういくつ寝るとお正月」という歌がありますが、英語圏ではその代わりに、アドベントカレンダーで毎日扉を開けていく楽しみがあります。数える方法は違っても、季節を待つワクワクは同じなのかもしれません。
パネトーネの歴史と由来

パネトーネは、イタリア・ミラノ生まれの、クリスマスに食べる発酵パンです。生地はゆっくり時間をかけて発酵させ、ふんわりとした食感と、甘い香りが特徴です。
はっきりした起源は諸説ありますが、15世紀のミラノ貴族の宴で生まれたという話や、パン職人の恋物語が元になっているというロマンチックな説もあります。
どの話が本当かは分からなくても、
- クリスマスに家族で切り分ける
- 大きいほど豊かで縁起が良い
という文化は、今も変わっていません。
現在は、イタリアだけでなく、世界中で作られていて、サイズも価格もさまざまです。今回買ったのは、ネットスーパーで見つけた手頃なサイズのもの。
朝のコーヒーと一緒に少しずつ食べるのに、ちょうど良い大きさでした。
忙しい日々でも「小さな季節の楽しみ」
12月は、一年の中でも特に忙しい月です。仕事も家のことも予定も増えて、毎日があっという間に過ぎていきます。1週間前のことが1か月前のように感じるくらいです。
そんな中でも、ほんの少し季節の楽しみを置いておくだけで、気持ちがふっと軽くなる瞬間があります。
今回、玄関に届いたアドベントカレンダーとパネトーネは、まさにそれでした。
出勤前のまだ暗い時間、扉を開けたり、少しずつ切って食べたりする時間が、静かで、小さくて、でも確かに楽しい。
特別な旅行やイベントではなくても、日常の中で「季節」を味わうことができる。忙しいときほど、そんな小さな喜びが心の栄養になるのだと感じました。

ネットで注文したものが届くのって、プレセントが届くみたいでワクワクするね。

ピンポン!お届け物です!ここに置いておきますね~!って。ね。

うわ~!ミルルがサンタになってる!そうね、そんな気分になっちゃった。
朝 玄関に届く「クリスマス」

パネトーネとアドベントカレンダーが一緒に届いた朝。玄関を開けた瞬間、赤いパッケージが目に飛び込んできて、「プレゼントみたいだな」と思いました。
忙しい日でも、玄関に季節のワクワクが届くのは、ちょっと嬉しい。朝配達は、荷物を受け取るというよりも、気持ちのギフトが届く感じがします。
私の地域では、一般的にはグリーンビーンズは配達時間が、朝7時からになっていますが、朝6時から配達が可能の地域もあります。配達時間は地域によって異なるので、利用する際には確認してみてくださいね。
少し手数料はかかりますが、配達してくださる方へのお礼の気持ちもあります。
朝の早い時間帯にもかかわらず、いつも感じが良く、丁寧に届けてくださるので、とてもありがたいと感じています。
そして、宅配食材は、私の生活の潤いになっています。